チームよしば、3回目のワクチンで抗体いっぱいつきました!

3回目のワクチン後にどれくらい抗体がついているか、スタッフ一同、接種後二週間で検査してみました :-)

結果、8名中5名がMAXの9999.99で、残りの3人も7000以上と
2回目が終わって半年たった平均の値に比べ10倍以上になりました!!
オミクロン株に対しては、感染を防ぐ効果は低いと言われますが、
これだけ抗体が上がってくれていれば、万が一かかったとしても軽ーくすみそうです。

3回目のワクチンについては、(医者がこんなことを言っては非国民と言われるかもしれませんが)、30代くらいまでの若い人であまり高齢者と接触がないような方は無理に打たなくてもいいような気がします。大丈夫とは言われていますが、新しい仕組みのワクチンなので、若い人程この先の人生が長く、長期的な体への影響が気になります。
逆に高齢者は先々の心配よりも、目先のコロナ重症化予防が大事だと思います。オミクロン株は軽いとはいえ、ここ数日全国で200名以上の死亡者が出ています。モデルナとファイザーは大きな違いはないと思いますので、どちらでも早く受けられる方で是非予約してください。

そしてコロナウイルスの飲み薬ですが、高齢者に何名か処方しました。非常にいい感触で、熱を下げる力(多分ウイルスを減らす力)はすごくありそうです。
症状の特徴としては喉の痛みと38度以上の熱が多いですが、皆さんすぐに解熱しています。適応のある方には、積極的に処方していきたいと考えています。

PCR検査キット入りましたので、当日で検査可能です。

コロナ検査の機材が不足しているというお話を先日上げさせていただきましたが
本日48名分入荷しましたので、しばらくは迅速検査が可能となります。
コロナを疑い検査希望される方が多いので、引き続き現状は症状のある方を優先して無症状の濃厚接触者の方の確認の検査はご遠慮いただいています。

高齢者の方の感染もちらほら出始めました。
風邪症状があったり、濃厚接触者のお子さん(例)クラスでコロナの感染者が出ていて学級閉鎖になっている小学生など)を、おばあちゃんに頼んでお世話してもらうなどはしないようにしてください。

明日からは、ワクチン業務も始まります。
冬場で慢性疾患の方たちも調子が悪くなる時期でもありますので、いろいろなことが抜けてしまうことがないよう多方面に気を配りながら診療にあたろうと思います。
何か気になることがあれば、積極的に話してくださいね。

現在PCR検査は、結果お知らせまで4、5日かかります

現在、感染を疑う患者さんがかなり増えてきており、検査件数はうなぎのぼり、毎日のように陽性者がでています。これまでで一番多く、急な増え方です。

当院では院内で15分ほどで検査結果が出るID-Nowという機器があり、PCR検査結果を当日お伝えできていましたが、現在はこのキットが品薄でなくなってしまいました。31日に少し入荷しますが、現在は、抗原検査と検査会社さんへの院外PCR検査を併用しております。
院外PCR検査については急激に検査件数が増えたことにより、結果が出るまで4、5日かかる状況です。抗原検査は、すぐに結果が出るものの、偽陰性の可能性がPCR検査に比べ高めと言われていますので、判断は慎重にした方がいいです。

個人的には、濃厚接触者で症状が出てきた場合の検査は抗原検査で十分拾えると考えて、診断までの時間を優先しています。それ以外の方での疑い患者さんの場合は、時間はかかりますがPCR検査でと考えています。症状のない濃厚接触者の方は、そのまま自宅で自己隔離をしていていただき、検査は控えていただくと助かります。理由として、もしも幸い陰性だったとしても、どのみち10日間は外出できませんし、その間に症状が出て来れば結局繰り返して検査することが必要となり、無駄な検査となってしまうためです。

ちなみに濃厚接触者の濃厚接触者(例(太字の人が対象です):お子さんがコロナにかかってしまったA子さんの同僚で、いつも一緒にご飯を食べているB子さん、弟がコロナにかかってしまったC夫さんの友人で、その頃一緒に飲み会に行ったD夫さん、お母さんがコロナにかかってしまったK子さんの仲良しのお友達M美さん)は、症状には気を付けて不要な外出はもらいますが、自己隔離(学校や会社を休む)は特に必要ありません。どうしても心配な方は症状がなければ薬局さんで検査をしてくれるところがありますが、こちらも今は検査が立て込んでいて、結果まで時間がかかるようです。

なんだかんだ言っても、これだけ急に感染が広がると検査の資源が足りません。臨機応変に、その時に一番必要な方に対して、より早く検査結果がわかるように工夫したいと思っています。今のところは、検査結果が出てお電話するときに症状を伺うと熱が下がってきていますとかよくなってきている方が多いのですが、待っている間に悪化してきてしまった場合には、こちらに連絡いただいて大丈夫ですので焦らずお待ちください。

よろしくお願いいたします。

オミクロン株と3回目のワクチンについて

もう1月も半分過ぎてしまいそうな勢いですが、今年初めての投稿です。今年も皆さんの健康を少しでもサポートできるといいなと思って、頑張っていきたいと思います。

年明けから一気に増えたオミクロン株ですが、私たちはもうコロナを予防できる方法を知っています。外出時のマスク(人がいないところでは外してもOK、特にマスクを外して人と喋らないことは大切)、アルコール等での除菌、帰宅後の手洗い(個人的にはうがい、洗顔も有効と考えてます)です。風邪症状がある時には、家で休むのがエチケットです。
お店入り口でのアルコール消毒は、私自身も秋はときどき怠っていました。少し油断できていた部分を引き締めて、お互いに今一度徹底するようにしていきましょうね。

そんな中、やはり3回目のワクチンについては(感染を防ぐ効果は株の変異に伴って落ちているようですが)特に高齢者は重症化を防ぐと言った意味で早めに接種することは重要と思います。久喜市でも順次接種券が郵送されていて、自宅に届いた時点ですぐに申し込み可能です。
よしば診療所でも、2月から一般の方への接種を日曜を含め再開しますが、すでに外来の患者さんで”予約したわよ”と話してくれる方もおられます。枠は月、火、水、金は18名ずつ、土は6名、日は75名とたくさん作りました。ウイークデーはファイザーワクチン、日曜日はモデルナワクチンで登録しています。どちらもmRNAワクチンで効果に大きな差はないと考えています。

さらにもうじき外来でウイルスをやっつける、インフルエンザのタミフルのような薬も私たち開業医でも処方できるようになります。今は、どこの薬局でも在庫があるというわけではなく、処方時に患者さんの同意が必要だったり、適応の症例かどうかの厳格な申告や処方時の報告が必要だったりで、タミフルのように気軽に処方できるわけではないのですが、この武器があるとないとでは全然違うと思います。現在うちの診療所でも登録手続きを進めているところです。

よしばのスタッフ、まだコロナ抗体しっかり持ってますよ

よしばのスタッフ5月19日には二回目のコロナワクチンが終わっていましたが、12月3日にみんなに協力してもらい、半年後の抗体の残り具合を検査してみました。

結果、8名すべてまたしっかり抗体を持っています。うちで頼んでいる検査会社の基準では132以上あれば、血清療法に使えるくらい立派な量ですが、最低の人で235、最高の人は1250ありました。平均657  :-) です。(どや~)

実は接種3週間後、3か月後でも測定していたのですが、当初の値から3か月後は結構下がりましたが、今回は下がり幅は少なく、結構残ってるな~とほっとうれしい感じです。

うちのスタッフは40代50代なので、高齢者はもっとそもそもの抗体産生が少なかったり、下がりが早かったりするかもしれません。なので、比較的若い人限定かもしれませんが、私たち世代以下の人たちは、慌てて半年後で3回目の接種をしなくても大丈夫ではないかと思います。8か月後で十分な気がします。スタッフは1月に追加接種、患者さんには2月から本格的に3回目の接種を始めるつもりで準備をしていますが、やはりワクチンは効果があるので、焦らず、確実に3回目を受けてください。

この冬も大規模な忘年会や新年会などはもう少し我慢した方がいいかもしれませんが、今年は家族単位での旅行や、帰省などは比較的できそうですね。オミクロン株が弱毒のタイプだといいなあと思います。これはまだ情報が少ないので何とも言えないです。

コロナは落ち着いていますが寒いので、ウイルス性胃腸炎や、のど風邪などは結構流行っています。引き続き調子が悪い方は、無理して外出しないよう心掛けてください。

もう少しでコロナワクチン予防接種終了します。

長かったなあ、、、というのが一発目の感想です。
今週のウイークデーと来週までの日曜日のあと2回を残して当院での接種は完了となります。最後まで事故なく無事にやり遂げたいと思います。

今後まだ打たれていない方で希望がある場合は、しらさきハートクリニックさん、15歳以下の方は土屋小児科さんで受け付けているので、引き続き市の電話窓口、ホームページから申し込んでください。

そして早くも来週15日には、3回目ワクチンの説明会が開催されます。次回は1回ずつだけですし、コロナワクチンを受けたことがある方への追加接種になりますので気は楽ですが、、、また頑張らなくちゃと思います。

最近はお子さんの風邪が若干増えてきて、高熱の方も見えています。インフルエンザは今のところ出ていませんが、例年より遅く流行したりする可能性もあるのかなあなんて思っています。コロナ流行る⇒インフル落ち着いたという因果関係がありそうだったので、コロナ落ち着く⇒待っていたかのようにインフル流行るという流れもちょっと要注意かなと思っています。

 

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザ予防接種ですが、今年はコロナワクチンと並行して打つことになるため、10月中に開始せず11月1日からとしました。11月前半までコロナワクチンもやっているので、それまでは本当に申し訳ないのですが、ある程度接種数を限定しており、ご迷惑をおかけしています。
コロナとインフルを打ち間違えるといった事故も聞いているので、そこは最も重要と考えますが、慎重に絶対に間違えないようにやっています。

11月後半からはインフルのみになるので、接種をふやしたいと思います。よろしくお願いいたします。

今シーズンワクチンの入荷量は、昨年の80%なのですが、ワクチンの出荷時期も遅めで12月後半にもかなり入荷する予定です。例年本格的な流行は正月明けくらいからなので、年内いっぱいに受けていただければ、おおむねシーズンをカバーできます。焦らずお待ちいただくのも一考です。

コロナだいぶ落ち着いています。

先月から今月にかけて今のところコロナ患者さんはよしば診療所では出ていません。最近は久喜市内でもゼロの日も多いのでだいぶほっとできています。風邪で受診される方も少ないですね。何よりです。
今月からは緊急事態宣言も解除になりましたが、皆さん急激にタガを緩めることなしに、しっかりマスクもしていただいていますし、少しずつ様子を見ながらというのがちゃんと浸透しているなと思います。

年末年始に向かって、今年はご実家に帰省したりできるといいですね。

感染者が減ったことは色々原因は言われていますが、やはりワクチン接種が進んだことが大きな要因なのかなと思います。現在は二回接種終わった方が人口の66%となり、一回終わった方が75%です。埼玉は少し他県より遅いですが順調にいけば来月には70%を超えそうです。韓国や日本は開始は遅かったですが、始まったらどんどん接種が進んでいますね。まじめで集団心理が一斉に動く民族性がよく表れているんじゃないかなと思います。最終的にはおそらく8割を超える方が接種されるのではないかなと思います。
ここのところ3回目の接種についても、診療所に市から打診がありました。早くも来年2月ごろには再び集団接種と個別接種が始まりそうです。当院では初回の二回接種は11月でいったん終了となりますが、なかなか一段落というには遠そうです。でもこれだけの効果を実感しているのでまた頑張らねばと思っています。協力してくれるスタッフには本当に感謝です。

久喜市12歳以上の全員、コロナワクチンを申し込めるようになりました

もうみなさんご存知かもしれませんが、久喜市では昨日から12歳以上の方(コロナワクチンの適応がある方全員)が申し込みできるようになりました。今朝、久喜市のホームページで確認したら、昨日の13時時点で4000枠残っていましたので、まだまだ余裕があります(申し訳ないのですが、当院の枠は埋まってしまっていました)。

デルタ株が流行するまでは、私自身高校生の息子にワクチンを打つのはどうしようかなと悩んでいたのですが、若い方にもかなり重症者が出てきたので、打たせることにしました。重いアレルギーのない方は接種をご検討いただければと思います。

ワクチン接種もようやく折り返しを過ぎたと思っていますが、
新しい治療で、軽症〜中等症(酸素投与が必要ない肺炎患者さん)に対して、発症から一週間以内で点滴で投与する抗体カクテル療法が期待できますね。当面重症化のリスクをお持ちの感染者の方に優先して使っていきます。重症化や死亡が80%以上防げるとのことです。なかなかうちのような狭い診療所では、隔離室を設けて使うことは難しいですが、外来で30分点滴を受けて帰宅するような施設(酸素ステーション+α、もしくは病院のコロナ病棟の一角)がうまく稼働し始めるといいと思います。マンパワーが要りますね。

さらにインフルエンザのように経口のお薬も出てくるといいですね。そうすると開業医でも治療面で戦える風邪に落ち着いていくと思います。ウイルスの変異の方向も、弱毒化に流れていってくれるといいですね。最後は、願い、祈りレベルのお話になってしまいました。

今一度、濃厚接触者についてお伝えします。

感染者の増加に伴い、これまで自分の周りではコロナ患者さんは誰もいないという方がほとんどでしたが、この夏以降は残念ながら、かなり身近な感染症になってきてしまいました。

周囲でコロナ患者さんが出てしまった場合、まず自分はどうしたらいいかをお伝えしておきますね。

まずは自分が感染している確率が高いかどうかです。濃厚接触者かどうかということになりますが、まず同居家族は間違いなく濃厚接触者になります。同じ会社の人、同じ学校の人などの場合は、その人との接触があるかないか、手の届く距離でマスクなしで15分以上話をしている場合はうつっているかもと考えてください。多くは一緒に食事をしたり、体の接触があるスポーツ、歌唱しない限りそういった状況にはならないと思います。

濃厚接触まではないかなといった場合でも、少し心配な方は接触の心当たりがあってから一週間は、自分の体調としっかり向き合っていてください。逆に一週間が経過して大丈夫ならあまり神経質になりすぎてもいけないので、そこからは気にしすぎないようにしましょう。

濃厚接触者に当たる場合は、いずれにせよ10日間は自己隔離となります。慌てて検査を受けてもあまり意味はありません。すぐのときには陰性でも、潜伏期を経て一週間後に発症(=陽性になる)するかもしれないので、症状がない場合は感染者と最後に接触してから一週間後を目安に、PCR検査を受けていただくのがいいと思います。もちろん症状が出てしまったら、すぐに検査を受けます。

最後に一つ、お子さんが発熱した時は、だいぶ20歳以下への流行も拡大してきているので、祖父母(特にワクチンを打っていないとしたら)のところにはできるだけ預けないようにしましょう。