第7波の情報

ここ二週間、風邪患者さんの診療申込の電話が多いです。
電話を切ると、またすぐにコールが鳴る感じです。
マンパワーの関係でお断りしてしまった患者さん、本当に申し訳ありません。
これでも年明けから700名近いコロナ患者さんの診療にあたっています。
今は、高齢者の重症化しそうな方は絶対に見なければいけないと考えています。

いくつかもう皆さんも知っているかもしれませんが、いくつか情報を箇条書きにしておきますね。

1.いまのコロナは2〜3日が潜伏期間です。心配な接触から4日目でなんともなかったら、まあ大丈夫でしょう。

2.家族(濃厚接触者)は、最後に接触した日を0日目と数えて、5日間自己隔離です。先日から2日間短くなりました。

3.濃厚接触者で38度、咽頭痛、咳などの典型的な症状が出た場合には、私の方の判断でみなし陽性といって、当院での検査なしでコロナと判定します。ただし、シビアな持病がある方、61歳以上の方には、ウイルスを減らす薬(当院では主にラゲブリオです)を投与する関係で、必ず検査は受けてもらっています。

4.自分で怪しいなと思って抗原キットで陽性が出た方は、現物を持ってきてください。私の方の判断でこちらも当院での検査なしで、診断確定とします。この方式もつい最近埼玉県でも認められるようになりました。ただし微妙だなと思う方には、もう一度検査することもあります。

医療機関での検査キットも品薄となっているので、3.4.が臨時で認められているところですが、また状況は変わるかもしれません。

また、どうやら防護服は、べっとり患者さんと接触するのではなければ今後着用しなくてもいい流れのようです。そんなお手紙が送られてきたのですが、まだ、丸腰で検体をとる姿は皆さんに不安を抱かせると思うので、もう少しサウナスーツのようですが、汗びっしょりになって頑張ります!!