昨日、こちらのブログで日本でおなくなりになった方のことを書きましたが、
今朝のニュースで、その方は特に渡航歴ははっきりした接触歴のない方だとやっていました。外科医の方もそういう方だそうです。
検査してみようと思った医師たちは、臨床能力、決断力素晴らしいと思います。また検体を受け付け、検査してくれた機関の方々も英断だと思います。
ということは、そこの病院、地域だけが危ないと考えるのではなく、もう日本全国的に、かなりの数が出ていると考えるべきタイミングに既に至ったということだと思います。
よしば診療所でやる治療、清潔手技は変わりませんが、だるさ、熱が少し長引く。肺炎を起こすことがある。というCOVID-19の特徴を念頭にもしかするとということをより意識しながら、診療にあたっていきたいと思います。
日本の医療としてできるだけ重症者や死亡者を出さないようにするには、もしかするとエイズの薬が効くかもしれないということであれば、できるだけその症例を増やし、早期に判断すべきです。そしてまた検査が手軽にできないため、抗生剤が効かず肺炎に至ってしまった方については、見切り発車でもその薬を投与していくかどうかという決断になってくると思います。
症例数の多い中国から、感染者数や死亡数などではなく、治療の情報がもっと入ってくるといいのですが。。。。