梅雨寒で、どんよりした天気が続いていますが、
夏風邪はだいぶ増えてきています。
ヘルパンギーナと手足口病は、高めの熱が出て、のどちんこの周りにぷつぷつができて赤くなります。
小さなお子さんは、のどが痛いことを周りに伝えられないので、
食べさせると機嫌が悪い、食べたら吐いてしまう、よだれをたらしているなどが、のどが痛いときのサインです。
わがままで食べないわけではないので、叱らないでください。
診断は、特徴的なのどの所見、回りでの流行状況などで比較的簡単です。
ただ、これといった特効薬はありません。
ホームケアとして、口当たりのいいもので少しずつ食べさせてください。食の細いお子さんだと、高熱も相まって脱水になると厄介です。水分だけでもしっかり取りましょう。
それほど合併症が出ない軽い風邪なので、高い熱でも比較的元気はあると思います。
ホームケアで乗り切っていきましょう。