季節に一回、当院で発行しているクローバーだよりですが、この夏号はリビングウィルをテーマにしました。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、”自分の死について元気なうちに考えを持っておく”くらいの意味になります。自分の死は怖いと思う方が多いと思いますし、重い話題ですがあえて投げかけてみました。
自分が年を取った時にどこまで医療の介入を受けたいか、一度に決定しなくてもいいのですが、その時々で少しずつ考えておくといいのではないでしょうか?
これまで20号以上出してきていると思いますが、記事に対するご意見を伺うことはありませんでした。
今回、人によっては響くものがあるようです。診察室でお話しされて行かれる方が何名かいらっしゃいます。今当院に通院されていらっしゃる方は、介護世代の60代の方が多いのですが、少しずつ家族でもそういう話題を取り上げてみてはいかがでしょうか?