ここのところとても暑いですね。
風邪で高熱となったり、おなかをこわして、
ぐんと体重が減ってしまうお子さんが目立ちます。
冬場と違って、ベース汗をかきやすい季節なので、余計に脱水になりやすいのか
今シーズンの夏はいつになく点滴が必要な患者さんが多いのです。
急に暑くなったので、体がついてこないこともあるかと思います。
お年寄り、お子さんは熱中症にもなりやすいので、
自分の体重を測っておいてもらい、だるいな~と思ったら測りなおしてみる習慣をつけるといいと思います。
私はこの間、那須の朝日岳、茶臼岳に3時間半くらいのハイキングをしてきましたが、
下山後に温泉で体重を測ったらいつもより、2kg位少なかったです。
さほどの炎天下でもなく、山でも水分を取るようにしていながらこれですから、
熱いところで作業をした後などは、皆さんかなり体重が減ると思います。
トイレに行く回数が少ないなとか、おしっこの色がだいぶ濃いなと思ったら
あまり喉が乾いてない時でもまめに水分を取るようにしてくださいね
スポーツドリンクを飲むのが手軽ですが、
そういう飲み物が苦手という方は、お茶と漬物と飴でも内容はそう変わりません。
要は、水分、塩分、糖分を適宜補給してほしいので、甘いもの、しょっぱいものを適当なのみものとともに取ってもらえばOKです。
普段血圧が高い方、糖尿病の方などは、とり具合にさじ加減がいるので是非受診の時に相談してください。